🖕 夕顔はそれを察知したのか少しおびえるようになります。 ある時には大殿籠 (おほとのごも) りすぐして、やがてさぶらはせ給ひな ン ど、あながちにお前去らずもてなさせ給ひし程に、おのづから輕 (かろ) きかたにも見えしを、この御子 (みこ) うまれ給ひてのちは、いと心ことにおもほしおきてたれば、坊にも、ようせずば、この御子の居給ふべきな ン めりと一のみこの女御はおぼし疑へり。
1しかし、源氏物語の桐壺の巻を読んだだけでも、作者紫式部がいかにすぐれた作家 であるかが分かるでしょう。 その頃高麗人 (こまうど) のまゐれるがなかに、かしこき相人 (さうにん) ありけるを聞召して、宮のうちに召さむことは宇多の御門の御誡めあれば、いみじう忍びて、この御子を鴻臚舘につかはしたり。
中将、宿直所より、「これまづとぢつけさせたまへ」とて、 おし包みておこせたるを、いかで取りつらむと心やまし。
御盃のついでに、 いときなき初元結に長き世をちぎる心はむすびこめつや 御心ばへありておどろかさせ給ふ。
💙 これにつけても、憎み給ふ人々多かり。 これですぐに気分が落ち着く訳ではないし、 また明日も同じように不安に襲われるのだけど。
源氏 「あなにく。 大臣も、かく頼もしげなき御心を、つらしと思ひきこえた まひながら、見たてまつりたまふ時は、恨みも忘れてかしづ きいとなみきこえたまふ。
大殿い とやむごとなくておは し、ここかしこあまた かかづらひたまふをぞ、 まことにおとなびたま はむほどは、むつかし きこともやとおぼえける。
と思ひて寄りて音なひけれど音なし• 御かたがたも隱れ給はず、今よりなまめかしう恥かしげにおはすれば、いとをかしう打解けぬ遊びぐさに誰も誰も思ひ聞え給へり。
😄 宮は、わりなくかたはらいたきに、 汗も流れてぞおはしける。 。 かうぶりし給ひて、御休みどころにまかで給ひて、御衣 (おんぞ) 奉りかへて、おりて拜し奉り給ふさまに、皆人涙おとし給ふ。
17なめしとおぼさでらうたうし給へ。 私たちも家族も親もみんな元気だし助けてくれる人ばかり。
おほかた、ら うらうじくをかしき御心ばへを、思ひしことかなふと思す。
源氏 「さら ばもろともにこそ」とて、中将の帯をひき解きて脱がせたま へば、脱がじとすまふを、とかくひこしろふほどに、綻びは ほろほろと絶えぬ。
荒らしによっては、IPの偽装や変動IPを用いている場合があり、そのような荒らしに対応するためには、その荒らしがなり得るIP全てを規制する、 といった方法を取らざるを得ない状況となっています。 君のおはするほどは紛らはしたまふを、 夜などは、時々こそとまりたまへ、ここかしこの御暇なくて、 暮るれば出でたまふを、慕ひきこえたまふをりなどあるを、 いとらうたく思ひきこえたまへり。
20巻。
源氏の中将は、青海波をぞ舞ひたまひける。
太液の芙蓉、未央の柳も、げに通ひたりしかたちを、からめいたるよそひは麗はしうこそありけめ、なつかしうらうたげなりしをおぼしいづるに、花鳥 (はなとり) の色にも音 (ね) にもよそふべき方ぞなき。 四月に内裏へ参りたまふ。
60巻。
また、酒癖が悪く酔った勢いで帝国軍一個中隊全員を叩きのめしたこともある。
☏ 中将、をかしきを念じて、引きた P342 てたまへる屏風のもとに寄 りて、ごほごほと畳み寄せ て、おどろおどろしう騒が すに、内侍は、ねびたれど、 いたくよしばみなよびたる 人の、さきざきもかやうに て心動かすをりをりありければ、ならひて、いみじく心あわ たたしきにも、この君をいかにしきこえぬるにかと、わびし さにふるふふるふ、つと控へたり。 取り返しのつかないことになったのではないか。
はじめより、我はと思ひあがり給へる御かたがた、めざましきものに貶 (おと) しめ妬 (そね) み給ふ。 君は、いと口惜しく見つけられぬることと 思ひ臥したまへり。
こは名香など焼き給ふなめり• 慰むやと、さるべき人々を參らせ給へど、なずらひにおぼさるるだにいと難き世かなと、うとましうのみよろづにおぼしなりぬるに、先帝 (せんだい) の四 (し) の宮の、御かたちすぐれ給へる聞え高くおはします、母后 (はゝぎさき) 世になくかしづき聞え給ふを、うへにさぶらふ内侍のすけは、先帝の御時の人にて、かの宮にも親しうまゐり馴れたりければ、いはけなくおはしましし時より見奉り、今もほの見奉りて、「亡せ給ひにし御息所の御かたちに似給へる人を、三代 (みよ) の宮仕につたはりぬるに、え見奉りつけぬに、后 (きさい) の宮の姫君こそ、いとよう覺えて生ひいでさせ給へりけれ。
世にたぐひなしと見奉り給ひ名高うおはする宮の御かたちにも、なほ匂はしさは譬へむかたなく愛しげなるを、世の人光君 (ひかるぎみ) と聞ゆ。
💓 まうのぼり給ふにも、あまりうちしきる折々は、打橋 (うちはし) 、渡殿 (わたどの) 、ここかしこの道に、あやしきわざをしつつ、御送迎 (おんおくりむかへ) の人の衣 (きぬ) の裾堪へがたう、まさなき事どもあり。
どこに行くのかと思ったら、なんと廃墟に連れ出してしまいます。
) さて、その惟光の手引きで夕顔の女の家にお泊まりと言うことになりました。
察した源氏は、様々に魔除けの行いをしますが、夕顔の女を置いていってしまいました・・・。
😘 これも今は昔 南京に 仁戒上人といふ人ありけり• 年月に添へて、御息所の御事をおぼし忘るる折なし。
5中将は、なかなかなる心地のかき 乱るやうなれば、まかでたまひぬ。 と述給ひつれども夜明くるまで起き給はず• (1876~1954) (同じく『広辞苑』第6版による) 6. 「野分だちて」の読みについて。
大藏卿藏人 (おほくらきやうくらうど) 仕うまつる。
前 (さき) の世にも、御契りや深かりけむ、世になく淸らなる、玉の男御子 (をのこみこ) さへ生れ給ひぬ。